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「ryogaのギターはダサい」という評判を耳にして、実際のところどうなのか気になっていませんか。ユニークなデザインからそういった声も聞かれますが、Ryogaとは何ですか?という基本的な問いから、その評判の真相を探ると多くの魅力が見えてきます。
この記事では、RYOGAギターの製造元や、高い技術力で知られるフジゲンとの関係性、そしてRyogaギターの生産国はどこ?といった製造背景を詳しく解説します。さらに、Ryogaのギターの特徴である弾きやすさや、実際のRYOGAのギターの重さ、「Ryoga」とはどういう意味が込められているのかまで、あらゆる角度から徹底的に掘り下げていきます。
この記事のポイント
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ryoga ギターはダサい?評判の真相に迫る
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Ryogaとは何ですか?島村楽器のブランド
Ryoga・公式
Ryoga(リョウガ)とは、国内最大の総合楽器店である島村楽器株式会社が展開するオリジナルのエレキギター・ベースブランドです。2017年8月に「最高のライブパフォーマンス・ギア」をコンセプトに掲げて発足しました。
ブランド発足当初は、プロアーティストの声を反映し、ステージ上でのパフォーマンス向上を目的としたモデルを中心に展開していました。しかし、時代の変化とともに演奏スタイルが多様化したことを受け、2023年12月に大きなリブランディングを実施。「入門者が安心して、楽しめる」を新たなコンセプトとし、初心者にも寄り添うブランドへと進化を遂げています。
島村楽器の経営理念である『弾ける喜びをより多くの人に提供する』ことをビジョンに、Ryogaはすべてのプレイヤーにとって「信頼できる、その気にさせてくれるパートナー」であることを目指しているのです。
Ryogaのギターに対する評判とは?
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Ryogaギターの評判は、「デザインがダサい」という意見と、「非常に弾きやすい」「品質が高い」という肯定的な評価にはっきりと分かれる傾向があります。
デザインに関する否定的な意見は、主に他の有名ブランドとは一線を画す独特のボディシェイプやヘッドの形状に起因するようです。普遍的なデザインを好む方からは、個性的すぎると感じられることがあります。
一方で、肯定的な評価の多くは、その演奏性と品質に集中しています。特に、日本人の体格に合わせた設計による弾きやすさや、後述するフジゲン製造による作りの良さは、多くのギタリストから高く評価されています。アーティストからは「弦同士の音の距離感もすごく絶妙で、一本一本の弦の音階がすごく綺麗に聴こえてきます」といった、サウンドのバランスを称賛する声も上がっています。
「ダサい」という評価はあくまで個人の主観によるものです。逆にその個性を「周りと被らない」「かっこいい」と感じるユーザーも少なくありません。評判は参考程度に留め、最終的にはご自身の目で見て判断することが重要です。
「Ryoga」とはどういう意味を持つのか
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ブランド名である「Ryoga」は、日本語の「凌駕(りょうが)」に由来しています。
これには、従来のギターやベースの常識、そしてプレイヤー自身の限界や固定観念を「凌駕」し、最高のパフォーマンスを発揮してほしいという、ブランドの熱い想いが込められています。
このコンセプトはデザインにも反映されており、リブランディング前の旧ロゴは、力強さを象徴する「オオスズメバチ」をモチーフにしていました。2023年のリブランディング後は、より多くの人に親しみやすさを感じてもらうため、読みやすく柔らかな書体のロゴへと変更されています。ブランドの進化とともに、ロゴに込める意味合いも変化している点は興味深いポイントです。
Ryogaギターの製造元はどこか
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Ryogaギターの製造元は、長野県松本市に工場を構えるフジゲン株式会社です。企画・開発を島村楽器が行い、実際の製造をフジゲンが担うという協力体制によって、Ryogaギターは生み出されています。
フジゲンは1960年の創業以来、半世紀以上にわたってギターを製造してきた老舗メーカーです。国内外の数多くの有名ブランドのOEM(相手先ブランドによる生産)を手掛けてきた実績があり、その高い技術力と徹底した品質管理は世界的に評価されています。
つまり、Ryogaギターは島村楽器という楽器販売のプロと、フジゲンという楽器製造のプロがタッグを組んで作り上げた、まさに「現場」と「工場」の知見が詰まったギターなのです。
RYOGAギターとフジゲンの関係性
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Ryogaとフジゲンの関係は、単なる「発注元」と「製造元」というビジネスライクなものではなく、理想のギターを共に作り上げる強固なパートナーシップと言えます。
島村楽器が全国の店舗やユーザーから吸い上げた「こんなギターが欲しい」という声を基にコンセプトや仕様を設計し、それをフジゲンが世界トップクラスの木工加工技術と製造ノウハウで形にします。
例えば、フジゲンの代名詞ともいえる独自技術「サークル・フレッティング・システム(CFS)」は、一部の上位モデルに採用されており、より正確なピッチと豊かなサスティーンを実現しています。このようなフジゲンならではの技術を惜しみなく投入できるのも、両社の良好な関係性があってこそです。
サークル・フレッティング・システム(CFS)とは?
フレットを円弧状に打つことで、ナットから最終フレットまでの全てのポジションで、各弦のスケール(弦長)が同一になるようにしたフジゲン独自の技術です。これにより、コードを弾いた際の響きの良さや、単音のクリアさが向上するとされています。
この協力体制により、プレイヤーのニーズを的確に反映した高品質なギターを、安定して供給することが可能となっています。
結局Ryogaギターの生産国はどこ?
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前述の通り、製造元であるフジゲンの工場が長野県にあるため、Ryogaギターの生産国は「日本」です。
いわゆる「Made in Japan」のギターであり、そのことが品質に対する大きな信頼につながっています。一般的に日本製ギターは、海外製の同価格帯の製品と比較して、以下のようなメリットがあると言われています。
- 丁寧な仕上げ:フレットの処理や塗装、組み立て精度など、細部まで丁寧に作られています。
- 高い耐久性:四季があり湿度変化の激しい日本の環境でも、ネックの反りなどが出にくいよう工夫されています。
- 安心のサポート:国内で製造されているため、修理やメンテナンスなどのアフターサポートが迅速かつ確実です。
特にRyogaは島村楽器のブランドであるため、購入後の調整や相談も全国の店舗で受けられるという、他にはない強力なサポート体制が整っている点も大きな魅力です。
ryoga ギターがダサいと言えない魅力
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Ryogaのギターの特徴は弾きやすさ
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Ryogaギターが多くのプレイヤーから支持される最大の理由は、その徹底的に追求された「弾きやすさ」にあります。これは、特にギターを始めたばかりの初心者や、体の小さな方にとって大きなメリットとなります。
日本人の体格に合わせた設計
海外ブランドのギターは欧米人の体格を基準に設計されていることが多いですが、Ryogaは日本人の体格にフィットするよう、やや小ぶりなサイズ感で設計されています。これにより、ギターを構えた際の安定感が増し、無理のないフォームでの演奏が可能です。
弾きやすいミディアムスケール
多くのモデルで、一般的なロングスケールよりも少し短い「ミディアムスケール(628mm)」を採用しています。これにより、フレット間の距離が狭まり、手の小さな方でも指が届きやすくなります。また、弦の張りが若干弱まるため、弦を押さえる指の負担が軽減される効果もあります。
安定性の高いネック
ネックには、特殊な加熱処理を施して木材の水分を飛ばし、安定性を高めた「ベイクドメイプル」を使用(現行モデル)。これにより、気温や湿度の変化によるネックの反りやねじれが起こりにくく、常にベストなコンディションを保ちやすくなっています。
ネックのコンディションが安定していると、弦高を低めにセッティングしやすくなるため、さらに弾きやすさが向上します。初心者の方が挫折しがちな「Fコードが押さえられない」といった悩みも、Ryogaなら解決しやすいかもしれません。
軽量?RYOGAのギターの重さについて
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Ryogaのギターは一般的なエレキギターと比較して軽量に設計されているモデルが多いです。
例えば、エントリーモデルであるLEシリーズの場合、エレキギターの重量は約2.8kg〜3.2kg。一般的なストラトキャスターやレスポールが3.5kg〜4.5kg程度であることを考えると、かなり軽いことがわかります。
この軽量化は、ボディ材に「ポプラ」などの比較的軽い木材を選定していることに加え、Ryogaが最も重要視する「ウェイトバランス」の設計によるものです。単に軽くするだけでなく、ストラップで肩から下げたときにヘッド側が下がる「ヘッド落ち」が起きないよう、緻密に重量配分が計算されています。
このため、実際の数値以上に軽く感じられ、長時間のスタジオ練習やステージでのパフォーマンスでも、体への負担を大幅に軽減してくれます。
SKATERとHORNETモデルの違い
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Ryogaの代表的なオリジナルシェイプとして、「SKATER(スケーター)」と「HORNET(ホーネット)」の2つのモデルが存在します。どちらも弾きやすさを追求したモデルですが、サウンドキャラクターや得意とする音楽ジャンルに違いがあります。
ここでは、両モデルの主な違いを表にまとめました。
項目 | SKATER (スケーター) | HORNET (ホーネット) |
---|---|---|
サウンド傾向 | 癖がなく扱いやすいクリアなサウンド。カッティングにも向く。 | 中音域に粘りのあるウォームでパワフルなサウンド。 |
推奨パート | ギターボーカル、バッキング | リードギター、パワフルなリフ |
主なボディ材 | ポプラ、アルダーなど | マホガニーなど |
ピックアップ | SSH(シングル/シングル/ハム)やHH(ハム/ハム)など多彩。 | HH(ハム/ハム)が中心。 |
特徴 | 24フレット仕様でハイポジションの演奏性に優れる。 | セットネック構造のモデルもあり、豊かなサスティンが得られる。 |
どちらのモデルもバランスが良く、様々なジャンルに対応できますが、迷った場合は「歌いながら弾くことが多いならSKATER」「ギターソロをメインに弾きたいならHORNET」といった視点で選ぶと良いでしょう。
2023年のリブランディングでどう変わった?
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2023年12月に行われたリブランディングは、Ryogaにとって大きな転換点となりました。これまでの「プロユース」「ライブパフォーマンス・ギア」という側面に加え、「入門者が安心して、楽しめる」という視点が強く打ち出されたのです。
このリブランディングによる主な変更点は以下の通りです。
- クリアなトーンへ:ピックアップの出力を抑えめに変更。これにより、歪ませた時でも音の芯が残り、ボーカルとの相性も良いクリアなサウンドになりました。
- シンプルな操作性:コントロールを多くのモデルで1ボリューム・1トーンに統一。初心者でも直感的に音作りがしやすくなっています。
- 弾きやすさの向上:ネックをより握りやすい細めの形状に変更し、前述のベイクドメイプルネックを標準採用しました。
- 親しみやすいデザイン:ロゴを力強いオオスズメバチから、柔らかく親しみやすい書体へと変更。ボディカラーも定番色に加え、サーフグリーンなどの独自カラーを採用しています。
- 分かりやすいラインナップ:複雑だったシリーズ名を整理し、価格帯を抑えた4シリーズに集約。選びやすさが向上しました。
これらの変更により、Ryogaは「これからギターを始めたい」という方に、自信を持っておすすめできるブランドへと進化したのです。
まとめ:ryoga ギター ダサいは本当か
この記事では、「ryogaのギターはダサい」という評判の真相から、その製造背景、具体的な魅力までを解説しました。最後に、記事の要点をまとめます。
- Ryogaは島村楽器が展開する日本のギターブランド
- 「ダサい」という評判は一部にあるが個性的デザインが理由
- 製造元は高い技術力を持つ長野県のフジゲン
- 生産国は日本であり品質への信頼性が高い
- ブランド名は「凌駕する」という言葉に由来する
- 日本人の体格に合わせた弾きやすさが最大の特徴
- 一般的なエレキギターより軽量でバランスに優れる
- 長時間の演奏でも疲れにくい設計がされている
- SKATERは歌モノなどに向く扱いやすいサウンド
- HORNETはリードギターに適したパワフルなサウンド
- 2023年のリブランディングで初心者向けに大きく進化
- ピックアップの出力が抑えられクリアなトーンになった
- ロゴやカラーもより親しみやすいデザインに変更
- 高品質ながらもコストパフォーマンスに優れている
- 評判だけで判断せず実際に試奏してみることが最も重要