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BOSS GT-1を手に入れて、その多機能性とサウンドクオリティに満足しているけれど、そろそろ本格的なgt1 エフェクター ボードを組んでみたい、と考えていませんか。
GT-1単体でも十分使えますが、お気に入りのコンパクトエフェクターとの併用を考え始めると、最適なエフェクターボードの組み方やケース選びで悩むものです。Ed gearのエフェクターボードや定番のエフェクターボード kc、あるいはプロ仕様のアルモアエフェクターボードなど、選択肢は多岐にわたります。
また、GT-1の欠点は何ですか?といった根本的な疑問から、BOSS GT-1のエフェクト数はいくつですか?GT-1のエフェクターの順番はどうすればいいの?BOSS GT-1はスマホと接続できますか?といった具体的な質問まで、気になる点は尽きないでしょう。この記事では、そんなあなたのあらゆる疑問に答え、理想のボード作りを徹底的にサポートします。
この記事のポイント
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理想のgt1 エフェクター ボードを組む基礎知識
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初めてのエフェクターボードの組み方
ギターナビ・イメージ
エフェクターボードを初めて組む際に最も重要なのは、計画性です。いきなり機材を並べ始めるのではなく、まずは完成形をイメージすることから始めましょう。
基本的な手順は以下の3ステップです。
- エフェクターの配置を決める:まず、ボード上にエフェクターを仮置きして、レイアウトを考えます。演奏中に踏みやすいか、ケーブルの抜き差しに無理がないかを確認することが大切です。特にワウペダルのように大きく動かすものは、隣のエフェクターと干渉しない場所に配置する必要があります。
- エフェクターを固定する:配置が決まったら、マジックテープや専用の固定具を使ってエフェクターをボードに固定します。これにより、運搬中に機材が動いて損傷するのを防ぎます。エフェクターの底面にマジックテープを貼りたくない場合は、ウレタンフォームをくり抜いてはめ込む方法もあります。
- ケーブル類を接続する:最後に、パッチケーブルやDCケーブルを接続します。ケーブルは可能な限り短く、無理な力がかからないように配線するのがトラブルを避けるコツです。すのこタイプのボードであれば、ケーブルをボードの下に隠すことで、見た目がすっきりします。
パワーサプライの重要性
エフェクターが増えてきたら、電源はパワーサプライから供給するのが基本です。アダプターを分岐させる方法(デイジーチェーン)は手軽ですが、ノイズの原因になったり、電圧が不安定になったりすることがあります。各出力が独立したアイソレートタイプのパワーサプライを選ぶと、デジタルとアナログのエフェクターが混在してもノイズが乗りにくく、安定した動作が期待できます。
このように、しっかりとした手順を踏むことで、見た目が美しく、トラブルの少ないエフェクターボードを完成させることができます。
GT-1とコンパクトエフェクターの併用
BOSS・公式
BOSS GT-1は非常に多くのエフェクトを内蔵していますが、「この歪みだけは譲れない」「この空間系の音が好き」といった理由で、お気に入りのコンパクトエフェクターと併用したいと考える方も多いです。GT-1とコンパクトを組み合わせることで、音作りの幅はさらに広がります。
併用する際の接続順は、一般的に「ギター → コンパクトエフェクター → GT-1 → アンプ」という流れが基本です。特に、ワウペダルや歪み系のエフェクターは、GT-1の前に接続することで、それぞれのペダルが持つキャラクターを最大限に活かせます。
例えば、愛用のオーバードライブをGT-1内蔵のアンプシミュレーターのブースターとして使いたい場合、「ギター → オーバードライブ → GT-1」の順で接続します。これにより、GT-1のプリアンプをリアルなアンプのようにプッシュすることができ、より生々しいドライブサウンドが得られるでしょう。
また、GT-1にはセンド・リターン端子はありませんが、接続順を工夫することで多彩なシステムを構築可能です。例えば、GT-1のアンプシミュレーターをメインの音作りとして使い、空間系(ディレイやリバーブ)は後段に別のコンパクトエフェクターを配置する、といった使い方も考えられます。
接続順による音の変化
エフェクターは接続する順番によってサウンドが大きく変化します。例えば、歪みの後にワウを繋ぐか、前に繋ぐかだけでも効果のかかり方が全く異なります。基本のセオリーはありますが、敢えて順番を入れ替えてみることで、予想外の面白いサウンドが生まれることもあります。これがエフェクターボード作りの醍醐味の一つなので、色々と試してみることをおすすめします。
Ed gearのエフェクターボードを選ぶ
島村楽器・公式
「まずは手軽に、でもしっかりしたボードを組みたい」という方におすすめなのが、Ed gearのエフェクターボードです。これは楽器店である島村楽器のプライベートブランドで、高いコストパフォーマンスとユーザーのニーズに合わせた豊富なラインナップが特徴です。
特にBOSS GT-1ユーザーにとって注目なのが「EPB01」というモデルです。
Ed gear EPB01の特長
- ジャストサイズ:内寸が横幅350mm × 奥行260mmで、BOSS GT-1がピッタリと収まるサイズ感です。GT-1単体、もしくは小型のパワーサプライと共に収納するのに最適です。
- 軽量設計:重量は約1.9kgと比較的軽く、持ち運びの負担を軽減できます。
- 手頃な価格:非常にリーズナブルな価格設定で、エフェクターボード入門に最適なモデルと言えます。
もし、GT-1に加えてコンパクトエフェクターをいくつか並べたい場合は、横幅が少し広い「EPB02」(横幅425mm)や、さらに大きい「EPB03」(横幅500mm)が選択肢となります。自分のシステム規模に合わせてサイズを選べるのが、Ed gearシリーズの大きなメリットです。
作りはハードケースタイプで、外部の衝撃から大切な機材をしっかりと守ってくれます。
定番のエフェクターボードkcの紹介
musicfarm・公式
エフェクターボード選びにおいて、長年にわたり多くのギタリストから支持され続けているのが、キョーリツコーポレーション(KC)の製品です。特にECシリーズは、その豊富なサイズ展開と手頃な価格で、エフェクターボードの定番としての地位を確立しています。
GT-1を使ったボードを組む際に、特に候補となるのが以下のモデルです。
KC EC70
内寸が横幅535mm × 奥行315mmのモデルです。このサイズであれば、GT-1に加えてワウペダル、そして3〜4個のコンパクトエフェクターを余裕を持って配置できます。パワーサプライもボード内に設置できるため、本格的ながらもコンパクトなシステムを構築したい場合に最適です。
KC EC100
内寸が横幅750mm × 奥行320mmの大型モデルです。スイッチャーを導入したり、多くのコンパクトエフェクターを並べたりするような、大規模なシステムにも対応可能です。GT-1をシステムの核としつつ、多彩な音作りを追求したいギタリスト向けの選択肢となります。
KCのエフェクターボードは、カラーバリエーションが豊富な点も魅力の一つです。定番のブラック以外にも、シルバー、レッド、ブルーなどがあり、自分のスタイルに合わせて選ぶ楽しみがあります。
作りはしっかりとしたハードケースですが、プロ仕様のケースと比較すると強度はやや劣るという意見もあります。しかし、通常のスタジオ練習やライブハウスへの運搬であれば、十分な保護性能を持っていると言えるでしょう。
プロ仕様のアルモアエフェクターボード
サウンドハウス・公式
堅牢性や信頼性を最優先するなら、プロの現場で絶大な支持を得ているアルモア(ARMOR)のエフェクターボードが最良の選択肢となります。ツアーなどで過酷な環境での使用を想定して作られており、その作りは他の追随を許しません。
アルモアのボードの特長は、ただ頑丈なだけではありません。「アルモア・マジック」とも呼ばれる、絶妙なサイズ設計にあります。
アルモア・マジックとは?
アルモアのボードの寸法は、一見すると中途半端な数値に見えます。しかし、実際にエフェクターをレイアウトしてみると、まるでオーダーメイドしたかのように機材がピッタリと収まることがよくあります。これは長年の経験に基づいて計算された、まさに「絶妙」なサイズ感なのです。
GT-1を中心としたボードであれば、以下のモデルが候補になります。
モデル名 | 内寸 (W x D x H) | 特徴 |
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PS-3C | 455 x 255 x 90mm |
最もコンパクトなモデル。GT-1といくつかの小型ペダルをタイトに収めるのに適しています。 リンク
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PS-2C | 551 x 311 x 90mm |
中間のサイズ。GT-1に加え、ワウペダルや複数のコンパクトを配置するのに十分なスペースがあります。 リンク
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また、ボード面に傾斜がついていて踏みやすい「NB」シリーズも人気があります。価格は他のブランドに比べて高価ですが、一度購入すれば長年にわたって安心して使用できるため、長い目で見れば非常にコストパフォーマンスの高い投資と言えるでしょう。大切な機材を確実に守りたい、という本物志向の方におすすめです。
gt1 エフェクター ボードに関するよくある質問
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BOSS GT-1のエフェクト数はいくつですか?
ギターナビ・イメージ
BOSS GT-1には、フラッグシップモデルであるGT-100譲りの高品位なエフェクトが多数搭載されています。具体的なエフェクト数は合計で108種類にものぼります。
これらは、音作りの心臓部となるプリアンプから、多彩なサウンドを生み出す各種エフェクトまで、幅広いカテゴリに分かれています。
主なエフェクトカテゴリ
- プリアンプ(Preamp):JC-120やFender Twin Reverb、Marshall 1959、MESA/Boogieなど、歴史的な名機をモデリングしたアンプが27種類搭載されています。
- オーバードライブ/ディストーション(OD/DS):BOSS自身のBD-2やOD-1、MT-2はもちろん、Ibanez TS-808やProco RATなど、定番の歪みペダルをモデリングしたものが22種類含まれます。
- 空間系エフェクト:ディレイは11種類、リバーブは4種類搭載されており、高品位な残響音を加えることができます。
- その他のエフェクト:コンプレッサー、コーラス、フランジャー、フェイザー、ピッチシフター、ワウなど、音作りに必要なエフェクトが一通り網羅されています。
さらに、PC専用アプリケーションである「BOSS TONE CENTRAL」にアクセスすることで、世界中のトッププロが作成した音色パッチを無料でダウンロードし、GT-1に追加することも可能です。これにより、内蔵エフェクトの可能性は無限に広がります。
GT-1のエフェクターの順番と設定
ギターナビ・イメージ
GT-1の大きな利点の一つは、内蔵されているエフェクターの接続順(エフェクトチェイン)を自由に変更できる点です。これにより、コンパクトエフェクターを物理的に並べ替えるのと同じように、柔軟な音作りが可能となります。
エフェクトチェインの変更方法
エフェクトの順番は、GT-1本体の「MEMORY EDIT」ボタンからでも変更できますが、PCの専用ソフト「BOSS TONE STUDIO」を使用するのが最も簡単で直感的です。画面上に表示されたエフェクトのアイコンをマウスでドラッグ&ドロップするだけで、簡単に入れ替えることができます。
基本的な接続順のセオリー
エフェクターの接続順に絶対的な正解はありませんが、一般的に推奨される基本的な流れがあります。
- ダイナミクス系/フィルター系:コンプレッサー、ワウなど
- 歪み系:オーバードライブ、ディストーション、ファズなど
- モジュレーション系:コーラス、フランジャー、フェイザーなど
- 空間系:ディレイ、リバーブなど
GT-1で音作りをする際も、まずはこの順番を基本にチェインを組んでみると、バランスの取れたサウンドになりやすいです。
例えば、プリアンプで作った歪みサウンドに対して、ソロの時だけブースターとしてOD-1を追加する、といった設定も簡単に行えます。CTLスイッチに特定のOD/DSのON/OFFを割り当てることで、1つのパッチ内で音色を切り替えることができ、ライブでの実用性が格段に向上します。
購入前に知りたいGT-1の欠点は何ですか?
ギターナビ・イメージ
BOSS GT-1は非常に優れたマルチエフェクターですが、いくつかの欠点や注意点も存在します。購入してから後悔しないよう、事前にこれらの点を理解しておくことが重要です。
GT-1の主なデメリット
- 見た目以上に重い:コンパクトな筐体から軽快なイメージを持たれがちですが、重量は約1.3kgあります。これはBOSSのツインペダルシリーズとほぼ同じ重さです。ギターケースのポケットに入れると、ズッシリとした重さを感じることがあります。
- CTL1スイッチの動作:非常に便利なCTL1スイッチですが、設定によってはON/OFFの動作が意図せず逆転してしまうことがあります。これは仕様上の特性であり、慣れが必要な部分です。
- 単調なルーパー機能:ルーパー機能は搭載されていますが、録音時間が最大32秒(モノラル)と短く、オーバーダビングを重ねると音が飽和しやすい傾向があります。本格的なループパフォーマンスには向いておらず、あくまで練習や簡単なフレーズ再生用と考えるのが良いでしょう。
- 安定性の問題:軽量であるため、床に直置きしてワウペダルを激しく操作すると、本体が動いてしまう可能性があります。エフェクターボードにマジックテープでしっかりと固定することで、この問題は解決できます。
これらの点は、GT-1のコンセプトである「軽量コンパクト」と「多機能」を両立させる上でのトレードオフとも言えます。特に重量や安定性の問題は、エフェクターボードを組むことでほぼ解消されるため、ボード化を前提に考えれば大きなデメリットにはなりにくいでしょう。
BOSS GT-1はスマホと接続できますか?
サウンドハウス・公式
結論から言うと、BOSS GT-1をスマートフォンやタブレットとUSBケーブルで直接接続して、音を出したり設定を編集したりすることはできません。
GT-1のUSB端子は、主に以下の2つの目的で使用されます。
GT-1のUSB端子の主な用途
- PC(Windows/Mac)との接続:専用エディター/ライブラリアン・ソフトウェア「BOSS TONE STUDIO」を使用して、PCの大きな画面で音色をグラフィカルに編集したり、パッチを管理したりするために使います。
- オーディオインターフェース機能:PCに接続することで、GT-1をオーディオインターフェースとして使用できます。これにより、GT-1で作ったギターサウンドを直接DAWソフトに録音することが可能です。
最近のマルチエフェクターの中には、Bluetoothでスマホアプリと連携できるモデルも増えていますが、GT-1がリリースされた時点ではその機能は一般的ではありませんでした。そのため、GT-1の高度な設定やパッチ管理は、PCで行うのが基本となります。
もし、どうしても外出先などでスマートフォンを使いたい場合は、USBカメラアダプタなどを介してオーディオ信号のやり取りができる可能性はありますが、これは公式にサポートされた方法ではなく、動作は保証されません。基本的には「スマホとは接続できない」と理解しておくのが間違いありません。
最適なgt1 エフェクター ボードを組む
ここまで、GT-1を使ったエフェクターボードの組み方から、おすすめのケース、そして本体に関する様々な疑問について解説してきました。最後に、この記事の要点をリスト形式でまとめます。
- GT-1は108種類のエフェクトを内蔵した多機能マルチエフェクター
- ボードを組む際はまず全体のレイアウトを計画することが重要
- 電源はノイズ対策のためにもアイソレートタイプのパワーサプライが推奨される
- GT-1はコンパクトエフェクターとの併用でさらに音作りの幅が広がる
- GT-1単体ならEd gearのEPB01がジャストサイズ
- コンパクト数台と併用するならKCのEC70あたりが定番の選択肢
- 堅牢性を最優先するならプロ仕様のアルモアが最適
- アルモアのボードは絶妙なサイズ設計「アルモア・マジック」が魅力
- GT-1のエフェクトの接続順はPCソフトで自由に変更可能
- 欠点として見た目より重い点やルーパー機能が単調な点が挙げられる
- 床に直置きすると不安定な場合があるためボードへの固定が望ましい
- GT-1はスマートフォンやタブレットと直接USB接続はできない
- PCと接続すれば専用ソフトでの編集やオーディオインターフェースとして機能する
- BOSS TONE CENTRALからプロが作ったパッチを無料で追加できる
- 自分に必要な機材の量を見極めて最適なボードサイズを選ぶことが成功の鍵