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多くのギタリストが一度は憧れるPRSギターですが、SEシリーズはその中でも特に「prs seで十分」という声が多く聞かれるモデルです。プロの現場で活躍する使用アーティストがいる一方で、Prs SEの欠点は何?という疑問や、音悪いのではないかという不安の声も存在します。この記事では、しばしば比較される上位モデルのprs custom24 10topとは何かという点から、PRS SE 韓国 インドネシア 違い、そしてPRS フロイドローズ 評判まで、多角的に解説します。多彩な音作りが可能で、非常に弾きやすいと定評のあるこのギターの真価に迫り、あなたの疑問を解消します。
この記事のポイント
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PRS SE Custom24 評価が高い理由を徹底解説
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なぜ「PRS SEで十分」と言われるのか
PRS SE Custom 24が「SEで十分」と言われる最大の理由は、その圧倒的なコストパフォーマンスにあります。「SE」とは「Student Edition」の略称で、元々は学生やエントリー層をターゲットに開発されました。しかし、現在のSEシリーズは、その名を遥かに超える品質を実現しています。
上位機種であるUSA製のCoreモデルの設計思想をしっかりと受け継ぎ、美しいフレイムメイプルのルックス、象徴的なバードインレイ、そして演奏性の高いボディ形状など、一目でPRSと分かる特徴を備えています。サウンドの要であるピックアップやブリッジも自社設計のパーツが採用されており、安価なギターにありがちな「とりあえずの部品」ではありません。
もちろん、数十万円もするCoreモデルと比較すれば、木材のグレードやパーツの精度、塗装の質感には違いがあります。それでも、10万円前後という価格帯でこれだけの完成度と信頼性を持つギターは他に類を見ません。趣味でギターを楽しむ方はもちろん、ライブ活動を行うギタリストにとっても、メイン機として十分に活躍できるポテンシャルを秘めているのです。これが、「もはやSEで十分満足できる」と言われる所以です。
「SEで十分」と言われるポイント
- USAモデルの設計思想を継承した美しいデザイン
- サウンドの核となるピックアップやパーツも自社設計
- 価格帯を大きく超えた品質と安定したパフォーマンス
- 初心者からライブ用のメイン機まで幅広く対応可能
プロも愛用するPRS SEの使用アーティスト
PRS SEシリーズは、その信頼性の高さからプロのアーティストにも選ばれています。高価なUSAモデルをメインに使用するアーティストが、ツアーやレコーディングのサブギターとしてSEシリーズを導入するケースは珍しくありません。
例えば、海外ではオルタナティブ・ロックバンド「Shinedown」のザック・マイヤーズ氏や、プログレッシブ・メタルバンド「Periphery」のマーク・ホルコム氏などが自身のシグネイチャーモデルをSEシリーズからリリースしており、実際にライブでも使用しています。
日本国内でも、ONE OK ROCKのToru氏やSPYAIRのUZ氏など、多くのトップアーティストがPRSギターを愛用していますが、彼らがリハーサルなどでSEモデルを使用することもあると言われています。プロの現場では、万が一の機材トラブルに備えて信頼できるサブギターは不可欠です。高価なメインギターを持ち運ぶリスクを避けつつ、PRSらしいサウンドとプレイフィールを維持できるSEシリーズは、プロにとっても非常に合理的で魅力的な選択肢なのです。
シグネイチャーモデルがSEシリーズから多数発売されていること自体が、プロの使用にも耐えうる品質であることの何よりの証明と言えますね。
このように、第一線で活躍するアーティストたちが信頼を寄せているという事実も、PRS SEシリーズの評価を確固たるものにしています。
初心者にも弾きやすいネックとボディ形状
PRS SE Custom 24が初心者からも高く評価される理由の一つに、その卓越した演奏性が挙げられます。サウンドやルックスだけでなく、「弾きやすさ」はギターを長く続ける上で非常に重要な要素です。
握りやすい「Wide Thin」ネック
SE Custom 24には、「Wide Thin」と呼ばれるネックシェイプが採用されています。これはその名の通り、比較的幅が広く(Wide)、薄い(Thin)形状をしており、手の小さい方でも握り込みやすく、スムーズな指の移動をサポートします。テクニカルなフレーズや複雑なコードを押さえる際にも、ストレスを感じにくいのが特徴です。
絶妙な「25インチスケール」
ギターの弦長(スケール)は、弾き心地に大きく影響します。フェンダー社の代表的なモデルが25.5インチ、ギブソン社が24.75インチであるのに対し、PRSはその中間である25インチスケールを採用しています。これにより、弦の張りが強すぎず弱すぎず、チョーキングなどの表現がしやすい適度なテンション感と、多くの人にとって快適なフレット間隔を実現しています。
スケールによる特徴の違い
- 25.5インチ(ロングスケール): 弦の張りが強く、ハリのあるサウンド。フレット間が広い。
- 25インチ(PRSスケール): 両者の中間。弾きやすさとサウンドのバランスが良い。
- 24.75インチ(ミディアムスケール): 弦の張りが弱く、甘いサウンド。フレット間が狭い。
これらの考え抜かれた設計により、PRS SE Custom 24は初心者から上級者まで、誰が手に取っても「弾きやすい」と感じられる優れたプレイアビリティを提供しています。
多彩なジャンルに対応する音作りの幅広さ
PRS SE Custom 24の魅力は、見た目や弾きやすさだけではありません。そのサウンドバリエーションの豊富さも、多くのギタリストから支持される大きな理由です。
心臓部であるピックアップには、PRSが設計した「85/15 “S”」が2基搭載されています。このピックアップは、ヴィンテージライクな温かみとモダンなクリアさを両立させたサウンドが特徴で、美しいクリーントーンから激しいディストーションサウンドまで幅広く対応します。
さらに特筆すべきは、トーンノブを引き上げることで作動する「コイルタップ機能」です。これにより、ハムバッカーピックアップの片側のコイルをキャンセルし、擬似的にシングルコイルピックアップとして使用できます。
- ハムバッカーモード: パワフルで太く、甘いサウンド。ロックやメタルに最適。
- シングルコイルモード: シャープで歯切れの良い、煌びやかなサウンド。カッティングやクランチに最適。
この機能により、ギター1本で全く異なる2つのキャラクターのサウンドを瞬時に切り替えることが可能になります。ロック、ポップス、ブルース、ジャズ、メタルなど、演奏したい音楽のジャンルを選ばないオールマイティな性能は、これから様々な音楽に挑戦したい初心者の方や、1本で多くの現場をこなしたい経験者の方にとって、非常に大きなメリットとなるでしょう。
上位モデルPRS Custom24 10Topとは
PRSを調べていると必ず目にする「Coreモデル」や「10Top」という言葉。これらはPRSのギターを理解する上で重要なキーワードです。SEモデルとの違いを知ることで、なぜSEがこれほどコストパフォーマンスに優れているのかが分かります。
PRSの主なグレード
PRSのギターは、大きく分けて3つのグレードが存在します。
- Coreモデル: アメリカ・メリーランド工場で製造される最高峰ライン。
- S2モデル: Coreモデルと同じ工場で、生産工程を効率化して価格を抑えたUSA製ライン。
- SEモデル: インドネシア工場で製造される、コストパフォーマンスに優れたライン。
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「10Top」の意味
「10Top」とは、Coreモデルにのみ存在するオプションで、ボディトップに使用されるフィギュアド・メイプル(杢目のあるカエデ材)のグレードを示すものです。PRSの基準で、「丸太10本の中から1本しか採れないような、特に美しく均一な杢目を持つ木材」だけに与えられる称号であり、サウンドだけでなく見た目の美しさを追求するPRSの象徴とも言えます。
SEモデルとCoreモデル(10Top)の主な違いを以下の表にまとめました。
項目 | PRS SE Custom 24 | PRS Core Custom 24 (10Top) |
---|---|---|
生産国 | インドネシア | アメリカ |
価格帯 | 約10万円前後 | 約50万円~ |
トップ材 | メイプル w/ フレイムメイプル化粧板 | ソリッド・フィギュアドメイプル (10Topグレード) |
ピックアップ | 85/15 “S” | 85/15 |
ブリッジ | 鋳造 (Molded) | 削り出し (Machined) |
ペグ | PRS Designed Tuners | PRS Phase III Locking Tuners |
塗装 | ポリウレタン | ニトロセルロース・ラッカー等 |
付属ケース | ギグバッグ | ハードケース |
このように、Coreモデルは最高級の素材と手間をかけて作られる一方、SEモデルは生産地や工程、パーツの仕様を工夫することで驚異的な価格を実現しているのです。
購入前に知るべきPRS SE Custom24 評価
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音悪いという噂は本当?サウンドの客観的分析
インターネット上などで、稀に「PRS SEは音が悪い」という評価を見かけることがあります。しかし、これは多くの場合、比較対象が不適切であるか、個人の好みに起因すると考えられます。
結論から言うと、PRS SE Custom 24のサウンドは、その価格帯において非常に高品質です。前述の通り、クリアでまとまりがあり、モダンな音楽シーンで非常に扱いやすいキャラクターを持っています。コイルタップによるサウンドバリエーションも豊富で、アンプやエフェクターのセッティング次第で多彩な表情を見せてくれます。
では、なぜ「音が悪い」という意見が出てくるのでしょうか。主な理由として、以下の2点が考えられます。
- USA製のCoreモデルとの直接比較
数十万円もするCoreモデルは、最高級の木材や削り出しのパーツ、薄いラッカー塗装などにより、非常に豊かで複雑な倍音成分と長いサスティンを持ちます。これと比較すれば、SEのサウンドが比較的シンプルに聞こえるのは事実です。しかし、これは品質の優劣というより、価格差からくるキャラクターの違いであり、SEの音が悪いということには直結しません。 - サウンドの個性が万能型である点
SEのサウンドは非常にバランスが良く、どんなジャンルにも馴染む優等生タイプです。一方で、特定のジャンルに特化した個性的なサウンドを求めるギタリストにとっては、「物足りない」「特徴がない」と感じられる可能性があります。これもまた、好みの問題と言えるでしょう。
「音が悪い」という評価の捉え方
「音が悪い」という主観的な評価に惑わされず、実際に楽器店で試奏してみることを強くお勧めします。多くの場合、そのクオリティの高さに驚くはずです。
PRS SEのサウンドは、決して「悪い」ものではなく、価格を考えれば驚異的とも言えるレベルにあります。自分の耳で確かめることが、最も確実な評価方法です。
PRS SE 韓国・インドネシア 違いを解説
PRS SEシリーズの歴史を語る上で、生産国の変遷は重要なポイントです。中古市場でギターを探していると、「韓国製」と「インドネシア製」の個体を見かけることになります。両者にはどのような違いがあるのでしょうか。
もともとSEシリーズは、長年にわたり韓国にあるWorld Musical Instrument (WMI)社でOEM生産されていました。この工場は様々な有名ブランドのOEMを手掛ける実績ある工場で、そこで作られた韓国製のPRS SEは、品質の高さに定評があります。特に、生産末期(~2019年頃)のモデルは非常に完成度が高いと評価されています。
その後、PRSは品質管理をさらに徹底するため、インドネシアにSEシリーズ専用の自社管理工場を設立しました。現在の新品モデルは、すべてこのインドネシア・コルト(Cort)社の工場で生産されています。
生産国の変遷と特徴
- 韓国製(~2019年頃まで): WMI社で生産。品質に定評があり、中古市場でも人気が高い。
- インドネシア製(2019年頃~現在): Cort社の自社管理工場で生産。最新の設備とPRSの厳格な品質管理のもと、安定して高品質なギターが製造されている。
「どちらのほうが優れているか」という問いに対する明確な答えはありません。韓国製の後期モデルを高く評価する声がある一方で、現行のインドネシア製はPRS本社による徹底した品質管理が行き届いており、品質のばらつきが少なく非常に安定しています。
中古で韓国製を探すのも一つの楽しみですが、品質の安定性を重視するなら、現行のインドネシア製を新品で購入するのが最も安心できる選択肢と言えるでしょう。
考えられるPRS SEの欠点は何?
どんなに優れた製品にも、メリットがあればデメリットや注意点が存在します。PRS SE Custom 24も例外ではありません。購入後に「思っていたのと違った」とならないよう、考えられる欠点や注意点についても理解しておきましょう。
購入前に考慮すべき3つのポイント
- ピックアップの個性
搭載されている85/15 “S”ピックアップは非常に万能ですが、裏を返せば「器用貧乏」と感じる人もいるかもしれません。特定のジャンルに特化した強烈な個性を求める場合、物足りなさを感じる可能性があります。ただ、これはリプレイスメント・ピックアップに交換することで、自分好みのサウンドにカスタマイズする楽しみがあるとも言えます。 - 工場出荷時のセットアップ
SEシリーズは品質管理が徹底されていますが、稀に工場出荷時の弦高やナットの調整が最適でない個体も存在します。これはどの価格帯のギターにも言えることですが、購入時に楽器店でしっかりとセットアップを依頼するか、後からリペアショップで調整してもらうと、ギター本来の性能を最大限に引き出すことができます。 - 付属のギグバッグ
SEシリーズには基本的にギグバッグが付属します。日常的な持ち運びには十分ですが、本格的なツアーや頻繁な移動でギターを保護するには、保護性能がやや心許ないと感じるかもしれません。ギターを安全に運びたい場合は、別途ハードケースや厚手のギグバッグを購入することをおすすめします。
これらの点は、致命的な欠陥というよりも、価格とのトレードオフや個人の使い方によって生じる注意点と言えます。これらを理解した上で選択すれば、PRS SE Custom 24は非常に満足度の高いギターとなるでしょう。
PRS フロイドローズ 評判と注意点
PRS SE Custom 24のラインナップには、通常のトレモロブリッジではなく、「フロイドローズ」を搭載したモデルも存在します。このモデルは、特定の演奏スタイルを持つギタリストから高い評価を得ています。
フロイドローズのメリット
フロイドローズ・トレモロシステム最大のメリットは、その圧倒的なチューニングの安定性です。弦をナットとブリッジで完全にロックする構造により、激しいアームダウンやアームアップといったトリッキーなアーミング奏法を多用しても、チューニングがほとんど狂いません。ハードロックやメタル系のギタリストに愛用者が多いのはこのためです。
フロイドローズの注意点(デメリット)
一方で、フロイドローズにはいくつかの注意点も存在します。
- 弦交換が複雑: 弦をロックする構造のため、通常のギターに比べて弦交換に時間と手間がかかります。専用の工具も必要になります。
- セッティングが難しい: 弦のゲージ(太さ)やチューニングを変更する際には、ブリッジ後方のスプリング調整など、全体のバランスを取り直す必要があります。
- ドロップチューニングに不向き: 演奏中に特定の弦だけチューニングを下げるといった変則チューニングに素早く対応するのは困難です。
フロイドローズは、アーミングを多用するプレイヤーにとっては最高の武器になりますが、そうでないプレイヤーにとっては、その複雑さがデメリットになる可能性があります。自分の演奏スタイルに本当に必要かどうかをよく考えて選ぶことが重要です。
もしあなたがアームを使った派手なプレイをしたいのであれば、SE Custom 24 Floydモデルは素晴らしい選択肢となるでしょう。しかし、そうでなければ、標準のトレモロブリッジを搭載したモデルの方が、メンテナンス性も高く扱いやすいためおすすめです。
総括:揺るぎないPRS SE Custom24 評価
- PRS SEは圧倒的なコストパフォーマンスを誇る
- 「Student Edition」の名を超える品質を持つ
- プロもサブ機として使用するほどの信頼性がある
- 美しいルックスは上位モデルの設計思想を継承
- 初心者にも弾きやすいWide Thinネックを採用
- 25インチスケールが絶妙な弾き心地を実現
- 85/15 “S”ピックアップはモダンで扱いやすいサウンド
- コイルタップ機能で多彩な音作りが可能
- ジャンルを選ばないオールマイティな性能
- CoreモデルはUSA製の最高峰ライン
- 10Topは特に美しい杢目を持つ木材の証
- SEは生産工程の工夫で低価格を実現している
- 「音が悪い」という噂は主に主観や比較対象によるもの
– 現行のインドネシア製は品質管理が徹底され安定している – 欠点とされる点は価格とのトレードオフやカスタマイズで対応可能